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なんとなく座ってテレビを見ていると気付かないうちにそのまま長時間過ごしてしまうものですが、そんな行動と癌の関係性を調査した研究が発表されました。

調査したのはドイツ、レーゲンスブルク大学の研究者たちです。以下に研究内容と結果をまとめたものをご紹介します。

研究者達は、68936の癌症例を含む400万人を対象にした43の観測実験データを分析した。次に、座りがちな行動をテレビを見ている時間、座り仕事、総座り時間、の3つのタイプに分類。そして、座っている時間と癌リスクの相関性を算出した。

結果は、2時間の座位時間は肺癌のリスクを6%、結腸癌のリスクを8%、子宮内膜癌のリスクを10%高めるとのことだ。“長時間テレビ視聴などで座位を保持することは特定の癌のリスクを高める”との結論が出された。